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アジサイや清流で知られた板取の日々を書き綴ります。
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25年度、竹はざしを終えて
旧暦神無月末日の12月2日、今年も『竹はざし(神迎祭)』を行った。

辺りが暗くなり、神迎えの祝詞が始まるころ、仕事先から家路を急ぐ。

帰宅し運転席のドア―を開けると、お宮の方角から『ボンッ』『オ~』という音が聞こえてきた。

夕食を軽く済ませ、お宮へ向かうと、集落の人々が竹を燃やす炎を囲んでいた。
竹を燃やす集落の人たち

炎の周囲を見回すと、いつもと違う感じがした。

集まった人が少なく、いつもの1/3程度だ。

「なんか少なくない?」と、自治会長に話しかけると。

「みんな『ユメ』がかかっとるで」との返答。

『ユメ』とは当地の方言で、『忌』『喪』の意味となる。
『イミ』がなまって、『ユメ』となったようだ。

先月、集落のお年寄り二人が天に召されたので、喪に服している方が多いのだ。

下の写真を見てもらえれば分ると思う。
集落の当番札

氏神様の掃除当番札には、集落の人々の氏名が書いてある。
個人情報保護の為に一部文字を消してあるが、26世帯のうち、同じ苗字の世帯が21世帯なのだ。

実に8割が同じ苗字である。

全部が全部親戚となる訳ではないが、ご先祖を辿って行くと親類縁者のグループとなってしまう事が多い。

という事なので、濃い薄い関係なく、親戚という事で、神事に参加できない人が必然的に多くなってしまう。

過疎化が進む現在、昔通りに『ユメが掛かる』といった慣習をいつまでも続けていると、行事が出来なくなる事も想像に容易い。

と言う事で、もうそろそろ、昔ながらの慣習の、規制緩和をしてもいい頃ではないだろうか?


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